カナダ

【Co-op留学】Toronto School of Managementの評判や口コミは?実際に通った私の感想

悩んでいる人
  • 留学エージェントにToronto School of Managementを紹介されたけど実態が気になる
  • TSoMのメリットデメリットが知りたい
  • 通っている生徒の生の声が知りたい

この記事ではこんな疑問にお答えします。

今カナダで話題のCo-op留学。Co-opの学校選びは留学しようとなった時に多くの人が悩むポイントです。

今回は実際に生徒としてToronto School of Managementに通った私がメリットデメリットについて解説していきます。

著者の経歴

面接官
  • 2021年の9月からToronto School of Managementのデジタルマーケティングコースを受講
  • 現在座学期間を終了。シンガポールでインターン中
  • カナダ滞在中に留学エージェントでインターン

またCo-op留学の制度について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考にしてください。

Toronto School of Management の概要

Toronto School of Management は通称TSoMと呼ばれていて、2018年に新しく作られたカナダの私立カレッジです。

ホームページはこちらから

キャンパスはトロントのダウンタウンの中心地であるCollege Stationに位置してます。

TSoM

校舎は西欧風のおしゃれな建物です。

歴史はまだ浅いですがビジネス領域に強みを持っていて、下記の受賞歴を誇ります。

TSoMの受賞歴

  • Best Cybersecurity Program for 2022
  • Best Digital Marketing Program for 2022
  • Eventeer Awards 2022
  • Toronto Star readers for 2021
  • Study Portal Global Student Satisfaction Awards for 2021
  • Education and Training Awards 2021
  • Best Hospitality and Tourism Post-Secondary Education Institution in Ontario 2020
  • The Star Readers’ Choice Awards 2020
  • Outstanding Website award within the Education sector at the 2020

引用元:https://www.torontosom.ca/about/awards-and-recognition

とりあえず、今トロントでめちゃくちゃ伸びているイケてるビジネススクールと思っていただければ大丈夫です。特にデジタルIT領域に強みを持っています。

受講できるコースと費用

続いて受講できるコースについて

大きく分けるとビジネス系ホスピタリティ系資格系の3つに分かれます。

ちなみにコース名の最後にCo-opと記載のあるものはインターンが単位取得に必要で、Co-opの記載が無いものは座学のみで修了のコースとなっています。

100を超えるカナダの企業と提携を結んでいるのもTSoMの特徴。カナダでインターンをするなら大変おすすめの学校です。

ちなみにTSoMの提携先企業はこちらから確認できます

次に費用についてみていきます。

こちら2022年度の午前授業の場合の料金をまとめます。

人気授業のみをピックアップして紹介します。

さらに詳しく知りたい方はこちらのホームページよりご確認ください

Business

Diploma in Business Management Co-op
Tuition Fees$16,750
Book Fees$500
Registration Fee$250
International Student Fees$2,500
Scholarship$7,000
Total Fees After Scholarship$13,000
Diploma in Digital Marketing Specialist Co-op
Tuition Fees$11,245
Book Fees$500
Registration Fee$250
International Student Fees$2,500
Scholarship$3,495
Total Fees After Scholarship$11,000

Hospitality and Tourism

Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
Tuition Fees$9,250
Book Fees$250
Registration Fee$250
International Student Fees$2,500
Scholarship$3,000
Total Fees After Scholarship$9,250

Big Data

Diploma in Data Analytics Co-op
Tuition Fees$9,245
Book Fees$500
Registration Fee$250
International Student Fees$2,500
Scholarship$995
Total Fees After Scholarship$11,500

Information Technology

Diploma in Cybersecurity Specialist Co-op
Tuition Fees$11,245
Book Fees$500
Registration Fee$250
International Student Fees$2,500
Scholarship$2,995
Total Fees After Scholarship$11,500

Scholarshipとは奨学金のことです。

現在コロナ禍での生徒減少オンライン授業であることを踏まえてTSoMは奨学金という名の割引キャンペーンを行っています。

コースによって金額は異なりますが、大体本来よりも30万円~60万円ほど割り引かれています。

授業料は午前授業よりもEvening Classの方がさらに10万~20万円ほど安くなってます。そのため費用を節約したい方には午後クラスがおすすめ。

生活リズムを整えたい方には午前授業をおすすめします。

通ってみてのメリット

さて、簡単な概要をまとめ終わったところでここからは私が実際に通ってみて感じたメリットデメリットについて書いていきたいと思います。

ハイレベルな講師陣

まずは何といってもこれでしょう。

私はデジタルマーケティングコースを取っていましたが、その業界で実際に働いていたプロの先生が授業を持ってくれます。

そのため専門分野に関しての基本的な知識から、先生の経験を通じて得られた一次情報にまで触れられます。

独学でもある程度は学べますが、わからない時に親切に教えてくれる先生がいるのは大変心強いです。

授業の内容は先生の力量に依存する部分は大きいです。基本的にCo-opの学校の授業内容は統一された基準が無く、担当の先生によって内容は大きく異なります。

TSoMのデジタルマーケティングコースではSusan先生が特に授業が丁寧でわかりやすかったです。

全体的に授業の専門性が高いのもTSoMの特徴でしょう。

クラスメートが多国籍

僕のクラスは35人いて、ブラジル人、メキシコ人、スペイン人、ナイジェリア人、トルコ人、インド人、ニカラグア人

などなど様々な国籍の人がいました。TSoMの特徴の一つにアジア人が少ないというのがあります。

私含めクラス内に日本人は4人、韓国人や中国人はゼロでした。代わりにメキシコやブラジルなどのスペイン、ポルトガル語圏出身の人が私のクラスは多く、特にスペイン語圏出身の方は11人ほどいました。

面接官

外国人同士なのに同じ言語って羨ましい…

例えばメキシコはスペイン語が公用語のため、メキシコ人とスペイン人は違和感なく母国語でコミュニケーションが取れます。

そういうときに日本人として羨ましいと感じました。

よくバンクーバーの私立カレッジだと

クラスメートの6割が日本人だったとか

行ってみたらアジア人だらけ

などという悩みを聞きますがTSoMならその点を心配する必要はありません。しっかりと海外の雰囲気を味わえます。

バンクーバーとトロントの違いともいえる部分でしょう。

授業料が比較的安め

先ほども触れたようにTSoMは現在奨学金を適用しているため、他のカレッジに比べると授業料が若干安くなっています。

留学に行きたいけど資金が心配という方はTSoMは大変おすすめです。

ちなみにこの奨学金制度と似たような仕組みは他にILAC International Collegeなどでもみかけます。

マスコットキャラクターがかわいい

TSoMにはJustine the Beaverという熊のマスコットキャラがいます

この子がかわいい(笑)

Beaverが様々な場所に旅をした様子をまとめるTSoMの公式Instagramは必見です

他にもTSoMのInstagramはトロントの街の情報などのお役立ち情報も見れるのでフォローしてみると参考になります。

通ってみてのデメリット

さて、良いところを今まで書いてきましたが当然デメリットもあります。ここからは私が通っている間に感じたデメリットについてまとめていきます。

オンライン授業が相対的に多め

コロナ対応は学校ごとに様々です。

私がTSoMに通い始めたのは2021年秋。コロナ最盛期でした。そのため渡航当初の9月は「週一回対面」というルールのもと開始しました。

しかし実際に渡航すると「やっぱり対面授業再開は2週間見送る」など直前に言い渡されたりしてなかなかクラスメートと会える機会も少なかったです。

また先生によっては対面をやるのが面倒と感じる方もいて、生徒側から言わないと一週間全部オンライン授業だったりもします。

そんなこんなで2021年の9月~12月は対面に行った回数はトータルで5回ほどでした。

普通に毎日対面授業だったという声も他の学校の生徒さんからは聞くので気を付けましょう。

せっかくの留学生活。オンライン授業ばかりなのは非常にもったいないです。

ちなみに2022年8月現在は週2対面授業がTSoMの原則のようです。

ただ生徒側が団結して意見を出したら毎日対面になった、というクラスも中にはあるみたいですw

この意見を言えばいくらでもルールが変わっていく感じが海外という感じで面白いですよね。

全体と比較してTSoMはオンライン授業の比率が高めの学校というのは抑えておいた方がいいでしょう。

机が小さい

これも行ってみないとわからない情報なのですが

TSoMの教室の机、割とチャチですw

この写真に写っているのがTSoMの教室の机なのですが、実物はとても小さくパソコン一台開くのが限界といった感じです。

ノートとかを開くスペースはありません。もう少し広い方が助かるんだけどな…

キャンパスがトロントのみ

Toronto School of Managementという名前からわかるようにTSoMはキャンパスがトロントのみです。

他の学校さんだとバンクーバーとトロントに2つキャンパスを持っていたりモントリオールにも校舎を持っている学校もあります。

キャンパスの拠点が一つしかないことのデメリットインターンの提携先の企業の幅です。

トロントにしかキャンパスが無いと提携企業もほとんどがトロント拠点の企業です。

ただトロントはカナダ最大の都市主要な企業も大体そろっているので、ここはそこまで気にする必要はないかもしれません。

逆にバンクーバーにしか拠点をもっていない学校には気を付けましょう

学校の提携先がバンクーバーの企業のみだと結構インターンを探すのが大変だったりします。

理想はバンクーバー、トロント両方にキャンパスを持っていて

インターン先も両都市の幅広い企業と提携している学校です。

たまに残念な先生もいる

実名は伏せておきますが、雑な先生はとことん雑ですw

本来4時間ある授業が2時間で終わったり、毎日課題を出しておきながらフィードバックがほぼ無し適当に満点あげておしまい!w、みたいな先生もいました。

ちなみに定期的に授業の質に関するアンケートがあって、そこで生徒の不満が多い先生はだんだん見かけなくなります…

個人的には先生が自由に授業をやっている雰囲気は好きでした。とりあえず先生が日本の常識を超えてくる、なんてことはザラにありますw

トータルの感想

良いところ悪いところ、どちらもありますが記事を書いていると特に不満の方がたくさん出てきちゃいましたw

それでも書いていて懐かしい気持ちでいっぱいになりました。悪いところも含めて好きだったんだなあと思います。

カナダでの生活はTSoM無しでは語れませんし、学校で得た知識は今でも財産として自分の中に蓄積されています。

ビジネススキルを身に着けるというニーズを持っている人には大変おすすめの学校でしょう。

ちなみに私はもしもう一回カナダでCo-op留学をするなら…

おそらく別の学校にするかなあ、という感じです。

やはりほとんどオンラインだったのは辛かったですね。対面授業を多めにやってくれる学校に行けたらそれが一番だと思います。

それ以外の不満は特にないです。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回は実際に通った生徒目線でTSoMについてまとめていきました。

このご時世での留学は大変なこともありましたが、TSoMさんには本当に感謝してます。

もしトロントで留学をしたいと考えていたら選択肢の一つとして検討していただけたら幸いです。

他の学校についても知りたいという方は留学エージェントに無料相談を一度してみるのをおすすめします。

プロのカウンセラーがあなたのニーズに合った学校や留学プランを提案してくれることでしょう。

それではここまで読んでくださり、どうもありがとうございました。

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