カナダ

コロナ禍でのトロントから日本への帰国方法まとめ

悩んでいる人

カナダから日本への帰国方法が知りたい

PCR検査ってどこでどうやって受けるの?

入国審査ってどんな感じなの?

こんな疑問にお答えします

現在日本への帰国には72時間以内のPCR検査の陰性証明および政府指定アプリのインストール、などが要求されます。

PCR検査をどこで受けるのか、日本の入国審査の際の注意点、実際に帰国した際の入国審査の感想などをこの記事でまとめていきます。

トロントから日本に帰る際のPCR検査の受け方

日本に帰る際は出国72時間以内の陰性証明書が必要になります。この陰性証明書は、日本用の特殊なフォーマットでの記入が求められるので注意してください。PCR検査を受けて陰性証明書をもらうだけで満足せずに、日本用のフォーマットが必要なことをはっきりと伝えましょう。

さて、検査の場所ですがオンタリオ州ではSwitch Healthという機関が検査の実施から海外渡航用の陰性証明書の発行までを行っています。Switch Healthの場所の確認や予約はこちらのサイトから行います。一応バンクーバーやカルガリーにもSwitch Health はあるようですが、数が少ないのでトロント在住の人向けのサービスと考えてよいでしょう。

ちなみに僕はToronto Downtown Clinic (82 Peter Street) で受けました。留学エージェントの人から、ここなら日本用のフォーマットをスムーズに出してくれると聞いたからです。実際、渡航先を聞かれたときに"日本”と答えると、指定のフォーマットを向こうが用意してくれました。

他の場所だと、自分でフォーマットを印刷して用意する必要がある場合もあるようです。

そのため82 Peter StreetのSwitch Healthで受けるのがいいでしょう(大事なことなので繰り返し)ダウンタウン内なのでアクセスは簡単です(^^)

予約を取って、もしSwitch Healthのアカウントを持っていなかったらアカウントの新規登録も行います。

これで準備完了

PCR検査当日の流れ

持ち物は身分証明用のパスポートが必要です。

また、検査を受ける当日の体のコンディションをフォームで入力します。こちらは当日の行く途中などに記入することもできるので、事前に終わせてスムーズに検査を受けれる準備をしておきましょう。

場所につくと、受付で渡航先の国や身分証明書の提出が求められます。

これを済ませると、受付の奥にあるPCR検査用のブースに案内されます。そこでは今日の体調などを口で軽く係の方と話しつつ、PCRの検査の棒を鼻に突っ込まれます。一瞬で終わります。

これだけ。Switch Healthにいた時間はトータルで20分いかないくらいでした。あとは結果待ち。

結果発表

検査を受けてから8時間くらいで結果がメールで届きます。無事陰性だったら、翌日などに証明書をもらうためにもう一回Switch Healthに行きます。

これでカナダでやるべきことは大体終わり。あとは渡航の準備を進めます。

日本に入国する際のMySOSの準備

日本政府が出している帰国のための要件はこちらから確認できます。

ご覧の通り、帰国にはMySOSというアプリのインストールが必要となります。

ここで気を付けないといけないのが、アップルストアからインストールしてしまうと別のバージョンのMySOSになってしまうことです。

必ず厚生労働省が指定しているリンクからインストールしてください。(この仕様クソすぎる…)

厚生労働省公式が出しているMySOSの使い方及びインストールはこちらから

さて、MySOSでは

・ワクチン接種証明書と

・陰性証明書のアップロードが求められます。

それに加えて宣誓書質問票をアプリ内で記入していきます。すべてが終わるとトップ画面に緑色のバナーが付きます。

ちなみに事前手続きを何もしてないとトップ画面のバナーは赤色、審査中だと黄色になります。

MySOSを使用する上で注意しないといけないのが、PDFファイルがアップロードできないという点です。ファイルの提出を要求しておいてPDFがダメってクソ仕様すぎでしょ…

ということで、カナダでのPDFのワクチン接種証明しか持っていなかった僕はここで詰みました。スクリーンショットを撮って写真をアップロードしたりも試しましたが承認されず…。

今考えるとPDFファイルを別の形式に直す方法は他にもいくらでもありますし、絶対にアップロードするべきでしたが、その時の僕は「まあ事前登録しなくても帰国できるし、えっかwww(^^)」というノリでGO!

この考えが後々悲劇を生むとも知らず、僕は帰国へと向かいました。

出国から到着まで

カナダを出国する際はワクチン接種証明書の提示などをピアソン空港でしました。これが済むとスムーズに飛行機に乗れます。

約14時間のフライトを経ていよいよ日本へ…8か月ぶり…!(^^)

日本に到着するとまずMySOSの事前調査に基づいて乗客の振り分けが行われます。

MySOSのバナーが赤色の人と緑色の人で分かれます。緑色(事前登録が完了している人だと、空港をトータルで2時間以内で出られるケースが多そうです。

僕は赤色のままだったので長い列にならびます。で、質問等を行った後にPCR検査を受けます。ちなみに列に並んでからPCR検査を受けるまでにザっと2時間は並びました。到着が夕方だったのもあり、かなり混みあっていたためだと思います。

↑実際の空港の列。混雑度合いが伝わればと…

で、いよいよ検査を受けたら今度は結果が出るまで空港に缶詰め。まだまだ先は長い…日本って世界一入国するの難しい国だと思います…。

ちなみに列で僕の前の人で待っていた人は、このプロセスのせいで国内の乗り継ぎ便を逃していました。帰国する際に国内での乗り継ぎが必要な人は時間設定にはとても気を付けてください…(MySOSがちゃんと事前登録できていればここまでは待たないと思いますが…)

結果を待つ時間が3時間くらいありました。その間、係員の方の指示に従って空港内の色々な場所にたらい回しにされますw

で、PCRの検査結果用の番号を一人一人渡されます。その番号に従って椅子に座ってひたすら検査の結果を待ちます。

空港に着いてから検査の番号が呼ばれるまで、全部で5時間くらい?

最終的に自分の番号が呼ばれます。そこで陰性の結果を受け取ると、スーツケース受け取りのところに行けます。

すでにクタクタでしたが自分の荷物を見つけたらすぐに空港から出られます。検査のプロセスは本当に大変でしたが、結果が出た後は瞬殺で終わります。

そんなこんなで何とか帰国!マジで日本に行くハードルって世界一高い…

お疲れさまでした!

まとめ

実際に帰国した身として、カナダでのPCR関連の手続きはそんなに難しくありません。また僕にとって最大の関門だったMySOSの登録も、PDFファイルを何とかして別の形式に置き換えてアップロードすることなら十分可能です。

やってはいけないことは、MySOSの事前登録を怠ること。14時間のフライトの後の、空港着いてから出るまでの5時間の待ち時間は本当辛かったです。また国内乗り継ぎ便を使う方はMySOSの事前登録必須でしょう。次のフライトがキャンセルになったら後々面倒なことになります。(これが割と頻繁に起きてそうなのが闇が深い…)

それでは皆さんが快適に帰国できることを願ってます(^^♪

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