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シンガポール渡航が決まってから、カナダ出国、日本経由で現地着くまでの手続きまとめ

こんにちは。今回はここ2カ月の死ぬほど忙しかった私の日々を振り返ります。

私は今年の4月1日の時点ではカナダに滞在していましたし、その当時シンガポールという選択肢は頭にありませんでした。

しかしそのあとの流れで5月の前半にはカナダを去って日本に一時帰国、5月末にはシンガポールに到着して今に至ります。

今回のブログではカナダから日本、シンガポールへの渡航のために実際に私がやってことを振り返っていきます。

この記事はこんな人におすすめです

悩んでいる人
  • シンガポールへの渡航を検討中だけど、準備ってどんなことをしたの
  • カナダ最後の一カ月、どんな風に過ごしたの
  • ぶっちゃけ一時帰国の間ってなにするんすか?
  • そもそもそんな短期間で移動することって出来るの?

カナダ~日本~シンガポールの移動の際に必要だった手続きやイベントなどを時系列ベースで語っていきます。

シンガポールに行く予定のある方や、カナダから日本への帰国予定がある方の参考になれば嬉しいです。

カナダ~日本に帰るまでにやったこと(4月編)

インターン先の発見~ビザ申請まで

まず私がシンガポールの今のインターン先の求人をネットで見つけたのが今年の4月3日

当時インターン先でさんざん悩んでいた私にとって、地獄に仏という感じでした。

どうしてもシンガポールで働きたいというよりは、

カナダにこだわらずに海外でマーケティングに携われるインターンをやりたいという思いが強かったです。そんな私にとってこのインターン先の会社は大変魅力的でした。

4月4日に社長さんにコンタクトを取りました。履歴書が必要と言われたのでその日中に作成。

履歴書を送ると翌日の4月5日に社長さんから返事が返ってきて、4月8日に面接をすることが決まりました。

そんなこんなで面接をやります。

面接をやった翌日の4月9日には採用が決まりました。

ということでシンガポールへの渡航に向けた具体的な準備をここから始めます。

まず一番にやるのがビザの申請

申請のために必要な書類を集めます。

ワークホリデービザ申請に必要な書類

  • 大学の英文成績証明書
  • 大学の英文在学証明書
  • パスポートのPDF写し

シンガポールのワークホリデービザの申請にはこの3つの書類が必要でした。

詳しくはこちらの記事から

4月10日に英文の成績証明書をゲットするために大学とコンタクトを取りました。

そこから用意を大学にお願いし、4月12日に実際に大学から書類が届きました。

早速ビザの申請に取り掛かります。大学からの返事が来た4月12日の間にシンガポール政府へのビザの申請も済ませました。

あとは承認を待ちます。大体ビザの承認までには3~4週間かかると言われています。

ビザ申請完了~カナダ撤退準備開始

さて、シンガポールへの手続きと同時並行でやったのが、カナダを撤退する準備です。

ここからはカナダを出る際にやったことを書いていきます。

まずはシェアハウスのオーナーさんに来月で出ていくことを伝えます。

カナダのシェアハウスは、入居月に最終月の家賃も同時に支払うのが一般的です。

そのためシェアハウスを出ていくためには、出ていく日の一カ月前にオーナーさんに伝えなければいけません。

ということで、出ていくと伝えた日が4月12日だったので5月12にその家を出ていくことが決まります。

よってカナダに住むのも5月12日まで。5月12日のフライトを取ります。

同時に今までカナダでお世話になった友達に、カナダを出てシンガポールに行くことになったと伝えます。

そしてご飯の予定をたくさん入れます。

友達のK君とはモントリオールに5月行こうと以前予定を立ててましたが、5月にはカナダを去ることになったのでなんとか行く予定を4月後半にズラしてもらいました(マジありがとう…)

あとは4月はルームメイトとタコパをやったり、お世話になった友達に最後に会いまくったりしました。

渡航した当初は2022年の9月までカナダにいる予定だったので、お別れの挨拶がとても急になってしまいました。

自分で決めたこととはいえ、私自身この展開にびっくりしているくらいなので本当に突然の別れでした。

あとは日本に持って帰るつもりのない不用品をe-mapleを使って売りさばきます。

余談ですがe-mapleで20キロのダンベルを買い取ってくれた方は、実際に引き渡しの日にお会いするとまさかの知り合いでした。トロントにいる日本人って本当に少ないんでしょうね…

僕の行っていたCo-opの学校の最後の授業が4月22日にありました。学校が定めたコープタームの開始日は6月7日。その間の空白期間で就業先を見つけてねということです。もちろんもっと早くに見つけても問題ありません。

4月30日にスーツケースに入りきらなかった20キロほどの荷物をカナダから日本に送りました。それについてはこちらの記事から。

そんなこんなで嵐のように4月は終わります。

カナダ~日本に帰るまでにやったこと(5月編)

そしてさらに大嵐の5月が始まります。

まずお世話になったオタワの親戚の家に挨拶に行きました。本当にお世話になった方なのでいつか別記事でまとめたいと思います。オタワにいたのが5月1日、2日あたり。

オタワから帰ってくると、カナダ出国まであと10日ほど。

それそろPCR検査の予約などを始めます。

あとは日本の帰国の際に必要とされるcocoaMySOSのインストールもします。

そんなこんなでシンガポールのビザの承認を待ちつつ日本に戻る準備を進めていきます。

ビザ騒動

そして5月4日にシンガポール政府からビザ申請の返事がきます。

早速メールを開きます

Your application is unsuccessful

はい!?!!!??!?Unsuccessful...?

え、失敗…!?!!!?

俺失敗したの…?シンガポールに行けないの…!???どゆこと…

めちゃくちゃ動揺しました

カナダを出る予定を進めて、もうフライトも予約して後戻りできないところまで来てしまったのにまさかのビザ不承認…!?

マジで泣きそうでした。

これからどうしよう…

翌日の5月5日にシンガポールのインターン先の社長さんに相談したら、出した書類を見せてと言われ、共有します。

今回の失敗はどうやら僕の大学の英文成績証明書のPDFファイルが、紙の現物のスキャンではなく電子データ形式だったことに起因するようです。(電子データだとコピー複写無効という文字が自動で入ってしまうため)

泣く泣く大学に成績証明書の紙での現物の発行を求め再度連絡。シンガポール政府にもダメ元で再審査お願いのメールを出します。

その時、自分は必要な書類は全部出したはずだし、5月からシンガポールで働かないといけないからとっても焦っている、という趣旨のメールを送りました。

この先の身の行方にハラハラしつつ、クラスメートとの最後のお別れの挨拶も5月8日にしました。High Parkでトロントの遅咲きの桜を見つつ、私たち本当に頑張ったね、と仲間と涙を流しつつ話したあの日のことは一生忘れません。

そんなこんなで生活していると5月9日にまたメールがシンガポール政府から届きます。

Your application has been approved

へ!?今度はうまくいったの!?何があったの!?てかこれ見間違い???

しばらく混乱していたら、個別でまた政府からメールが来ました。

再審査をしたところ、あなたにビザを発給することを決定しました。

みたいな内容のメールでした。

よかった…本当に良かった…

これでシンガポール行ける…

そんなこんなでまたカナダの生活を閉じる準備を再開します。詳しい帰国方法についてはこちらから

いよいよ一時帰国へ

シンガポールのビザの承認がされた翌日の5月10日に、日本に帰国するためのPCR検査をカナダで受けます。

PCR検査の帰り道にカナダでの銀行口座を閉じる手続きも済ませます。その日の夕方にPCR検査の陰性を伝えるメールが届きました。

よかった…これで飛行機に乗れる…

フライトの前日の5月11日にPCR検査の結果の紙を受け取りに行きます。渡航前夜はルームメイトとパーティー。

今後の将来の夢などを仲間と語りつつ、カナダでの最後の夜を迎えます。

5月12日カナダ最後の日。朝早くに一人で空港に向かいます。

カナダでの思い出と感謝を噛みしめて13時出発の飛行機に乗る。

ばいばい。またいつか

日本一時帰国中にやったこと

長い飛行機を経て日本に到着。日本時間の5月13日です。フライトの後っていつもヘトヘトになるというか、頭がぼーっとします。

しかし苦行のようなコロナ禍での日本の入国審査が待ってました。大体5時間くらい成田空港でずっと待機でした。

カナダで冬用のコートを着て飛行機に乗ったら、日本着いた時の場違い感がすごかったのは今でもよく覚えています。

長い審査が終わると無事解放。9か月ぶりに東京の実家に帰ります。

全然久しぶりって感じしないね、と笑いながら家族と再会。

マジで9か月あっという間だったな…と

帰国したら、昨日までカナダにいたことが逆に信じられなく感じるんですよね。カナダに住んでたのは何かの夢か妄想で、ずっと日本に住んでたみたいな気持ちになります。

寂しい。

でも久々の日本です。

久々の実家生活

帰国の翌日の5月14日にまずはシンガポールのフライトを予約します。日本にそんな長く居るつもりは無かったので5月26日のを選びました。

ちなみになんでこんなにフライトの予約が直前になってしまったかというと、完全にビザのせいです。先ほど書いたようにビザが承認されたのが5月9日。ビザ取れるまでは渡航日を決めようがないんですよね。

そんなこんなで2週間弱の日本生活が始まります。

とはいえ今回の帰国は、スーツケースの荷物の入れ替えとシンガポールに必要な日用品の調達が一番の目的でした。日本の友人との再会は、シンガポールから帰国する9月までにとっておこうと決めてました。

日本で最初にやったことは車の運転免許の更新です。5月中で免許が切れるタイミングだったのでちょうどよかったです。

5月14日に免許更新。その足で久々にラーメンも食べます。1000円以下で美味しいラーメンが食べられる国って世界で日本だけだと思う…

その翌日の5月15日には夏用のスーツを近所のAOKIに買いに行きます。

これはシンガポールでのインターン用です。大学生だったので、夏用のスーツを買う機会が今まで無かったんですよね。

そして5月16日には日本で買いたかった本を本屋でまとめ買いしました。カナダでも本はアマゾンを使って買ってましたが、いかんせん配送料が高すぎる…

日本で買うのが一番安いです。15冊くらいまとめて買いました。

5月17日は渋谷に行きます。何をしたかというと外貨の両替です。

まずは余ったカナダドルの現金を日本円に戻します。そして日本円から数万円分、シンガポールドルに換えてもらいました。これでこの先の渡航も安心。

またシンガポールのインターン先の仕事も5月17日からオンラインで開始。新しい仕事は本当新鮮。

あとはMOMというシンガポールのワークビザを発行しているお役所に行く日程の予約もこのあたりのタイミングでやりました。

5月18日あたりは高校時代の親友と遊んでました。最初は誰とも会わないつもりでしたが、なんだかんだ日本に居たら人と会う予定は入っていきます。

5月19日にシンガポールで最初の一週間を過ごすホテルの予約をしました。長期の滞在先を日本に居る間に決定するのは無理に近いので(内見ができないため)最初の一週間はホテル暮らしです。できるだけ安いところを選びます。ちなみにシンガポールでの部屋探しについてはこちらから。

シンガポールに渡航する前々日の5月24日には祖父祖母にも会いに行きました。体調を崩し気味で、カナダにいる間もずっと心配してたので会えて本当に良かった。

渡航する前日の5月25日は友達と野球してました。やっぱり体動かすって最高ですね。

そんなこんなで5月26日。渡航日。羽田へGO

いざシンガポールへ

フライト時間約7時間。現地の5月27日にシンガポールに無事到着。

この日から新しい挑戦が始まります

余談ですが、シンガポールに到着した日は僕のこれまでの一年間のどん底でした。いつかこれについての記事も書くかもしれません。

挫折、どん底から始まった僕のシンガポール生活。それから1カ月たった今もう一度光を取り戻しつつあります。

最近は毎日の充実感に本当に感謝して生活してます。これからの日々をまたリアルタイムで報告できたらなと思います。どうぞよろしくお願いします。

私がシンガポール渡航を決断した詳しい心情についてはこちらから

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