- 大学生活、自由なのはいいんだけど暇すぎて逆に病みそうw
- 昼夜逆転しすぎて鬱になってきたンゴwwwwwww
こんな人におすすめの記事です。
楽しいこと盛りだくさんな大学生活。人生の夏休みともいわれるこの期間、みんなのびのびと過ごしていることかと思います。
その一方で、夏休みには終わりがあります。
大学3年生になったころから就活の影がちらつき始め、4年生になって就職活動が終わるとやがては社会へと出ていきます。
一瞬の青春を楽しみつつも、誰しもが漠然とした将来への不安を抱く。そんな日々だと思います。
自己紹介
都内の大学生
毎月5冊本を読む
現在はカナダに留学中
大学生は社会に出る前の最後の自由時間です。
この時間の過ごし方で今後の人生の羅針盤が作られるといっても過言ではありません。
何か10年後こうなりたい、みたいなイメージが持てるようになればきっと実りのある20代を過ごせるのではないかなと思います。
反対に目標が何もないまま社会に出ると、誰かにいいように振り回されて消耗する人生になるおそれもあります。
一度ゆっくりと自分に向き合って、未来像を持っておくことが大学生活という時間の一つの意味なのではないかなと私は思っております。
世の中には名著と呼ばれる本がたくさんあります。それは古典だったり、ビジネス本だったり、時には自己啓発だったり。
面白いことに、それらの本を最初は胡散臭く感じても読み終わるころにはそれが名著と呼ばれる理由に納得したり、時には自分の視野がひっくり返されるくらい大きな発見がもたらされることさえあります。
中には読み終わって時間の無駄だったと感じる本もありますw(それも結構な数w)
そこで今回は月間5冊本を読む私が、本当に読んでよかったと心から思ったものをガチ厳選して5冊だけ紹介します。今回紹介する本は大学生の必修科目といってもいいくらいです。
時間があるうちにさっさと履修しちゃいましょう~(^^♪
ユダヤ人大富豪の教え
この本は私が一番好きな本です。読むといつも感動してしまいます。何回でも読みたいし、一生大事にしていきたい本です。
あらすじは、20歳で将来自分のビジネスを持つことを夢見てた若かりし日の作者本人が、アメリカで出会ったユダヤ人大富豪のゲラーさんから教わったことをまとめた本です。
大富豪のゲラーさんは、彼がもってる知恵を作者が将来前途ある若者に継承することを条件に、幸せに成功する秘訣を教えてくれます。
- 日頃頭で考える内容がそのまま未来に繋がっていくこと
- セールスはその過程で人を喜ばせたくさんの感謝をされる素晴らしい仕事であること
- お金のことを忘れて、好きなことを夢中でやることが「幸せな」成功への一番の近道であること
- 例え失敗者になっても大丈夫、というマインドを持つことが本当の幸せへの第一歩であること
- 全てのビジネスは自分と他者との間の愛情表現の一種であること
- 自分の知らないところで自分の活動を静かに支えてくれている人の存在に気付き、密かに感謝をすること
ざっと書いただけでもこれくらい印象的な言葉がありました。
君との数週間は、私の人生が終わる前の思い出のハイライトになってくれた。この歳になると、いちばんの楽しみは、君のように若くて可能性が無限にある若者のエネルギーに触れることなんだよ。君にはわからないだろうが、若く希望にあふれる人間が発するオーラは、実にまぶしくて、美しくて、それは愛おしいものだ。それを私たちのような老人と分かち合ってくれて本当にありがとう。
将来、君が書く本は世界中で売れ、君はいろんな都市に招かれて講演したり、その指導者に会ったりするだろう。君の存在は、希望を失いかけた多くの人に光を投げかけるに違いない。そして、彼らの中に眠る本来の力を目覚めさせていくことになる。君の活躍する姿を実際に見られないのは残念だが、それは望みが多すぎると言えるかね。もっとも、私の頭の中ではもう見せてもらったので、十分満足してるがね。
君が幸せで充実した人生を生きることを100%信じているよ。くじけそうになったときは、アメリカにいる変わった老人を思い出してほしい。君の成功を心から信じている人間が少なくとも一人いたとね。
全身全霊で、君の人生の幸せを祈っている。そして、君が将来触れることになる何百万人の人の幸せもね。君を通じて、私は永遠の命と心の平安を得た。本当にありがとう。心から感謝をしているよ。君に神様のすべての祝福がありますように!
「ユダヤ人大富豪の教え」だいわ文庫 より引用
この本の印象的なところは、ゲラーさんはいつも「幸せに」成功するためにどうすればいいかを教えてくれるところです。
例えビジネスが上手くいっても、孤高に一人で成功したたら心が満たされることは決して無いとのこと。世の中的に成功者といわれている人が、突然自殺をするのもこのせいだとゲラーさんは語ります。彼らは思い描いていた成功と現実とのギャップに彼らなりに苦しんでいたのです。
身に起こる全てのことを愛し、一番大切なものをいつまでも大事にし続けることが究極的な成功なのかもしれません。
幸せってなんなんだろ
こんな人におすすめです
人を動かす
これも超名著。多分遅かれ早かれ社会人になったらみんな読まされると思います。人間関係をスムーズに進めるコツや考え方とかが学べます。
営業マンへのおすすめの本の紹介、みたいな記事にも必ず出てきますw
読むタイミングが早ければ早いほど得する場面が多いと思うので、時間がある大学生のうちに読んじゃうのをおすすめします。
タイトルの「人を動かす」だと腹黒そうな感じもしますが、読んでみるとむしろものすごくピュアな内容にびっくりすると思います。
- 人を動かす三原則
- 人に好かれる六原則
- 人を説得する十二原則
- 人を変える九原則
上記のような章の構成となっており、様々な実例を通して具体的な方法を教えてくれます。
結局人間関係は、相手を素直に思いやることと相手に誠実であることが9割なのかなと思いました。
あとは相手の自尊心を満たしてあげるのは本当に重要です。
人は誰かに認められたいという願望を食欲などと同じくらいのレベルで持っているのに、承認欲求を満たしてくれる存在はあまり居ないというのが実態なのではないでしょうか。
だから相手のことを誠実に理解して、素直に褒められれば深い関係が築けるでしょう。
その他にも細かいテクニックはたくさん書かれていますが、これらの法則は全て相手の価値を認めてあげるところからスタートしています。
カーネギーの優しい人柄が本の至るところで読み取れるかと思います。
人間関係ってなんなんだろ
こんな人におすすめです
7つの習慣
自己啓発の金字塔ともいわれるこの本。ビジネスから夫婦関係までのあらゆる問題を解決するヒントが隠されているので、何十年にもわたって世界中で愛されています。
私の前のインターン先でもこの本はおすすめされました。
この本の内容を超簡単にまとめると
人生を表面的ななテクニックで生きようとするな。自分の内面を磨いて、他者との実りのある関係を作れるコミュニケーション能力も同時に付けて磨き続ければどんな境遇でも乗り越えられる、という感じのことを言ってます。
個性が大事といわれるこの頃。しかし筆者はその風潮にうんざりしています。
もちろん個性は大事ですが、それは土台となる人間性があってはじめて成り立つものだと考えてます。
そのための土台の作り方が「7つの習慣」なのです。
- 主体的である
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
- Win-Winを考える
- まず理解に徹し、そして理解される
- シナジーを創り出す
- 刃を研ぐ
すべてがかみ合うときっとさまざまな悩みが解決することでしょう。
なんだか人生上手くいかないな…
こんな人におすすめです
分厚いですが文体は読みやすいため、暇な大学生のうちに読むのをおすすめします(^_-)-☆
金持ち父さん、貧乏人父さん
これも超有名な本ですね。お金は大人を悩ます種であるのにも関わらず、面白いことに中高大の教育でほとんどの人はお金について教わる機会はありません。
どうやったらお金が得られるかと聞かれたら大きい企業に入って良いお給料をもらうこととしかほとんどの人は答えられないでしょう。
しかしそんな馬鹿な話は無いと筆者は主張します。なぜならこの世の中には不動産だったり投資だったり、税金の仕組みを理解することだったりでいくらでも自分のお金を守ったり増やしたりする方法は存在するからです。
それらの仕組みについてなどが語られています。内容は入門的なものなので大学生が読むのにピッタリです。
この世の中が資本主義で成り立っているのにも関わらずその仕組みをほとんどの人が教育されてないというのは、はっきり言って異常です。
地図の無いよくわからない道を、目的地も曖昧なまま歩けと言われたらほとんどの人は途中で気がおかしくなるでしょう。
しかしこれが私たちの人生なのです。
この本から得られる知識は人生の地図となるでしょう。どこを目的地にして歩いていくかは自由ですが、資本主義の仕組みという「地図」は全ての人が最低限持っているべき教養だと思います。
ちなみにこの本にはタイトルの通り2種類の父さんが出てきます。
大学を卒業していい企業に入った父さんと高卒で働いている父さん。
このうちのどちらが金持ち父さんかというと
実は大卒の父さんが貧乏人父さんなのです。
人から雇われて稼ぐ方法しか知らなかった彼は、給料は良い一流の企業に勤めてはいたものの、お金に関しての心配事は生涯にわたって絶えなかったようです。
一方で高卒の父さんは人生の早いうちから経営や投資の知識を身につけていたため、一生困らない莫大な富を築いて賢く生きたとか。
どちらの道を選ぶかは自由ですが、人から雇われている限りラットレースの籠から抜け出せられないことは事実なのでしょう。
お金の仕組みって実はよくわかってないかも…
金欠
こんな人におすすめです
影響力の武器
社会に出たら人との関りは避けては通れません。
関わる人たちがみんな優しくて思いやりがある人ならいいのですが、時には自分との相性が悪い人、明らかな悪意を持った人、自分を利用しようとしている人など様々な人と向き合わざるを得ない場面も出てきます。
初対面で人の本質はなかなかわかりません。気付いた時にはすでに相手のペースに乗せられてたなんてことも。
この本を読むとそのような「面倒な人たち」が使っている手法がわかります。
- 返報性
- 一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
この6つが主な内容です。
行動経済学や心理学を学びたい人にもおすすめの一冊。もともと騙されやすい性格だった筆者が自身の体験を交えながら、人間の弱い部分や非合理的な面の謎を解き明かします。
カーネギーの「人を動かす」が人間の善良な部分に焦点を当てていたのに対し、この本は人間のネガティブな側面にも触れています。
個人的には「人を動かす」と「影響力の武器」をセットで読むのをおすすめします(^^)
またこの本で得た知識は社会人になってからの営業活動にも応用できるでしょう。
ただ営業の本質は人の悩みを解決して相手を喜ばせることです。小手先のテクニックで物を買わせて後から相手が後悔する結果になったら信頼を失いかねません。自分の行いが信頼の切り売りになっていないかは常に注意しておきましょう。
私ってなんであの時あんな馬鹿なことしたんだろ
店員さんの口車に乗せられたwwww
こんな人におすすめです
終わりに
いかがだったでしょうか。
ここまで偉そうに本について語ってきましたが、実をいうと私自身今まで本とかを熱心に読む習慣はありませんでした。
しかしコロナ禍でロックダウンなどがあり時間が生まれたときにたまたま読んだ「人を動かす」のインパクトがとにかく強烈でした。
今まで自分では気づかなかったり言語化できなかった物事の本質的な側面が、こんなにも簡単に説明できちゃうものなのかと感激した記憶があります。それ以来本はできるだけ読むようにしています。知らないと結局自分が損するということに薄々気付き始めたので。
もちろん本で得た「知識」も行動が伴わない限り「真理」にはたどり着けません。
しかしある程度「知っている」状態なら「本質」にたどり着くのも他の人に比べて圧倒的に早いでしょう。
ということで皆さんも時間があったら是非読んでみてくださいね(^_^)