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日本の起業家・経営者が書いた読むべきおすすめ本7選【自伝からベストセラーまで】

こんにちは。今回の記事では日本の経営者や実業家が書いた本のおすすめを紹介します。

ビジネスやキャリアを考えるうえで、成功した経営者たちの考え方や経験を学ぶことは非常に有益です。彼らの知見を知るためには、彼らが書いた本を読むのが最も効果的な方法のひとつですが、たくさんの本がある中でどれを選ぶべきか悩んでしまいますよね。

この記事ではそんな皆さんのお悩みにお答えします!

今回紹介する本によって、ビジネスの成功法則やリーダーシップ、経営哲学など、多くの知見を得ることができるでしょう。

渋谷ではたらく社長の告白(サイバーエージェント:藤田晋)

まず紹介するのは、藤田晋氏著の「渋谷ではたらく社長の告白」です。藤田晋氏は、サイバーエージェントの創業者兼CEOであり、インターネット広告業界を牽引する人物として知られています。

本書は、彼の青春時代である学生時代から始まります。

起業を志すようになったきっかけや、大学時代の過ごし方、その後の就職やサイバーエージェント創業秘話などが自伝形式で語られています。

藤田氏の組織の文化や従業員の育成に対する考え方、さらには失敗談や反省点も率直に綴られており、リーダーとしての知見も詰まった一冊。

この本は、起業家や経営者を目指す方はもちろん、ビジネスパーソンやリーダーシップに興味がある方にもおすすめです。藤田晋氏の経験や考え方から、自分のビジネスやキャリアに役立てるヒントを見つけることができるでしょう。

「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで、藤田晋氏の経営哲学に触れ、あなた自身のビジネスやリーダーシップに活かしてみてください。

起業家(サイバーエージェント:藤田晋)

次にご紹介するのは、同じく藤田晋氏著の「起業家」です。

ベストセラーとなった前作「渋谷ではたらく社長の告白」の続編として、2000年代のサイバーエージェントの拡大の様子が自伝形式で書かれています。

利益率を伸ばすために始めたメディア事業での思わぬ苦戦や、彼の親友でありライバルであるホリエモンの身に起こるライブドア事件、全てをかけたアメブロ事業への想いなどが語られています。

「全ての創造はたった一人の『熱狂』から生まれる」

本文より

「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」

本文より

成功するたびに増える世間からの妬みや嫉妬、社員にも理解してもらえない彼の経営者としての孤独、それでも大きな夢を抱き続けてまた前に進もうとする覚悟。

そんな彼の起業家としてのマインドや生き様を知ることができます。

個人的には前作以上に心に響く内容でした。

夢を持って頑張るあなたにおすすめの一冊です。

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経営者になるためのノート(ファーストリテイリング:柳井正)

次に紹介するのは柳井正(ファーストリテイリング)著の「経営者になるためのノート」です。ファーストリテイリングはみなさんご存じのユニクロを運営する企業です。

この本は、柳井氏が自身の長年の経験と独自の経営哲学をもとに、次世代の経営者に向けて書かれたもので、具体的な戦術からビジョンの描き方まで幅広くカバーしています。

本書の中で印象的なのは、柳井氏が重要視している「顧客第一」の精神です。彼は、お客様に喜んでもらうことを最優先に考え、そのために自らの価値観や経営スタイルを柔軟に変える勇気を持っています。この姿勢が、ユニクロを世界的なアパレルブランドに成長させた原動力となっていることが伺えます。

また、柳井氏が語る「経営者としての使命感」についても触れておきます。彼は、経営者が持つべき使命感や責任感についても言及しており、それが経営の成否に大きく影響すると説いています。

「経営者の仕事は約束を立てて、それをちゃんと実行すること。それ以上でも以下でもありません。」

これからの時代に求められる経営者像を描く上で、彼の考え方は大変参考になるでしょう。

将来経営者を志す方、現在会社を経営している方、そして経営者ではなくても部下を抱えるビジネスパーソンにおすすめの一冊です。

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突き抜けろ(楽天:三木谷浩史)

次に紹介するのは楽天の三木谷社長が書いた「突き抜けろ」です。

この本では、楽天が創業時から世界的なインターネット企業へと成長していく過程が書かれています。

具体的には以下のような内容について知ることができます。

  1. 創業期の挑戦:楽天が創業された1997年当時のインターネット業界の状況や、どのようにして楽天市場が立ち上げられたのか。また、競合他社との戦い方や、顧客ニーズを満たすためにとられた斬新な戦略について。
  2. 人材の育成とチームビルディング:楽天が成長する過程で、三木谷氏がどのようにして優秀な人材を集め、チームをまとめ上げていったか。また、リーダーとしての役割や、異文化のスタッフとのコミュニケーション方法も具体的に説明されています。
  3. 国際展開:楽天が国内市場だけでなく、海外市場にも進出する過程での苦労や成功事例が紹介されています。海外でのM&Aや提携、現地での事業展開において考慮すべきポイントや戦略についても詳しく触れられています。
  4. イノベーションと事業拡大:楽天がどのようにして新たな事業領域に進出し、その分野で成功を収めたか。また、楽天が取り組んできたデータ活用やAI技術の導入による事業改革やイノベーションの事例が紹介されています。
  5. 三木谷氏の信念とビジョン:三木谷氏自身の考え方や信念、目指すべき未来についての言葉が語られています。彼が持つ情熱や決断力、目標に向かって突き進む姿勢が、読者に多くのインスピレーションを提供します。

個人的に三木谷氏のメッセージで一番勉強になったことが「高い目標も持って必ず達成するまでやること」です。

このマインドが不可能を可能にし、創業間もない楽天が巨大IT企業に育った秘訣なのでしょう。

全ての組織人が一度はインプットするべきエッセンスが詰まっています。

ゼロ(堀江貴文)

「ゼロ」はホリエモンこと堀江貴文氏が自身の半生を振り返る内容となっています。

2000年代半ば、彗星のように現れ世間を賑わせたホリエモン。球団買収やフジテレビ買収、さらには衆議院選挙参戦で日本のあらゆる話題をかっさらいました。

そんな輝かしい成長の陰で彼を襲うライブドア事件、そしてその後待っていた牢獄生活。

波乱万丈な人生を送るホリエモンも一人の人間にすぎません。どこで生まれて、どんな学生で、どんな人と付き合って、どのようにキャリアを歩んできたのか。そんな彼の生い立ちからこれからの彼の目指す方向について知ることができます。

変化を恐れず、たとえ困難があってもまたゼロに立ち返って前に進む。

なにもない自分に小さなイチを足して。

読み終わった後に勇気を貰えるでしょう。

いつも精一杯頑張るあなたにお送りしたい一冊です。

多動力(堀江貴文)

同じく堀江貴文著の「多動力」。こちらの本ではホリエモン目線で現代社会における新しい働き方や人生設計について語られています。

「多動力」とは、堀江氏が提唱する新しい働き方の概念で、複数のスキルや知識を持ち、それらを活用して柔軟に働くことを意味します。これにより、個人は自分の能力を最大限に活かし、さまざまな場面で価値を生み出すことができるとされています。

本書では、堀江氏自身の経験をもとに、多動力を持つことの重要性や、それを身につけるための方法が具体的に紹介されています。また、働き方改革や技術の進化が進む現代社会において、多動力を持つことがどのように個人や企業にとって有益であるのか、その効果やメリットも分かりやすく解説されています。

「多動力」は、これからの時代に求められる働き方や人生設計を考える上で、非常に参考になる一冊です。現代の働く人たちや、キャリアを見つめ直したいと考える方におすすめの本です。是非、この機会に手に取ってみてください。

時を稼ぐ男(三崎優太)

本書は青汁王子で知られる三崎優太氏が「お金の哲学」と「モチベーションの作り方」を自身の体験談を交えて語っています。

高卒の彼がなぜ経営者としてすぐに成り上がることができたのか。

今までどんな失敗を重ねて、何を学んだか。

どうして彼が手掛けた青汁は爆発的にヒットしたのか。

釈放後の自身の悲惨な生活をSNSで発信してコンテンツ化した「青汁劇場」の意図は何だったのか。

これらの謎を本人が解説し、最後にお金持ちになるための具体的な行動方法なども書かれています。(本書で紹介されているアフィリエイトでの稼ぎ方は時代の潮流から外れつつあるので、あくまでも参考程度に)

彼の常識に縛られない破天荒な思考から学べるものは大きいです。

起業を目指す方に大変おすすめの一冊です。

終わりに

六本木の夜景

いかがだったでしょうか。

今回の記事では日本の経営者が書いた本を計7冊紹介しました。

これらの本を通して、成功した経営者たちの考え方や行動パターンを理解することで、自分自身の成長にも繋がるはずです。また、これらの本があなたのビジネスやキャリアの道筋を示し、成功への一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。

今回のブログ記事が、あなたの読書リストに新たな一冊を加える手助けとなれば幸いです。

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