こんにちは。先日シンガポールからマレーシアに国境を越えて移動してジョホールバルにプチ観光してきました。
そこで今回の記事では私が国境をまたぐ入国審査の際に必要だったことをまとめていきます。
- シンガポール観光のついでにマレーシアにも足を延ばしてみたい
- シンガポールからマレーシアに入国するときって何が必要なの
- ジョホールバルのシンガポールからの行き方を知りたい
こんな人におすすめです。
なお今回の記事はバスを使った場合です。
往復の際に必要だった持ち物
ではまず、シンガポールとマレーシアの往復の際に必要だった持ち物を箇条書きしていきます。
- パスポート
- シンガポールでのワークビザ
- ワクチンの接種証明(マレーシア→シンガポールの時のみ)
だいたいこんな感じです。これさえあれば問題なく往復できるでしょう。
とはいえ越境にはいろいろと面倒くさい手続きがあるのも事実。
そのプロセスをこれからは書いていきます。
シンガポール→マレーシア入国の際にやったこと
今回私は陸路でバスを使ってマレーシアに行きました。
その際、シンガポールの国境を出るときとマレーシアに入るときの二段階で国境検問所での手続きがあります。
余談ですが、一般的に国境は出るときよりも入るときの方が多くのプロセスが求められます。
バスにのる
シンガポール市内を走っている950、160、170番のどれかのバスに乗るとWoodlands Checkpointという国境検問所に行けます。
このバスは全く特別なものではなく、普段の交通系ICカードで簡単に乗れます。料金も２ドルくらい。
Woodlands Checkpointはシンガポール側の検問所です。
ここにつくとバスの乗客は全員途中下車して検問所の中に入ります。
こんな感じの結構立派な建物です
検問所の中でやることは
- パスポートのスキャン
- 顔写真の撮影
- 親指の指紋認証
です。
特に誰とも話すことなく、機械の指示に従うだけでここは通過できます。
これでWoodlands Checkpoint は完了。再度建物を出て950、160、170番のいずれかのバスに乗るためにロータリーに向かいます。
この時長蛇の列でバスを並んで待ったのが印象的でした。
バスを降りて検問所を通って再度バスに乗るまでにかかった時間が20～30分くらい。休日のお昼だったので観光客が多くそれなりに混んでました。
バスに乗ったら橋を渡ってマレーシアへ
マレーシアの入国審査
橋を渡ってすぐのSultan Iskandar CIQ Complexという場所がマレーシア側の検問所です。
ここに着くと再び長蛇の列に並び入国審査を待ちます。なおマレーシア人とほかの国籍の人は別々の列になります。
入国審査には少し多めに時間がかかります。大体40分ちょっと待ったら自分の番が来ました。
- パスポートの提示
- 人差し指の指紋認証
- シンガポールでのワークビザの提示
こんな感じのことをやりました。特に入国の目的などは聞かれませんでした。
マレーシアに入る分にはワクチン接種証明なども特に必要なかったです。
これでいよいよジョホールバルに到着です。
シンガポールからマレーシアを越境するのにトータルで1時間20分くらいはかかりました。
マレーシアに住んでシンガポールに通勤するという方もいるとよく聞きますが、これを毎日やるのは結構大変だろうなと思います。
物価が全然違うのでそれでもやる価値はあるのかもしれませんが。
そんなこんなでマレーシアを観光します。
ジョホールバル観光に必要な前知識
今回は無計画ノープランでジョホールバルに行ってきました。そんな僕が最低限これだけはやってから来ればよかったと思ったことをまとめていきます。
ジョホールバル観光の事前準備
- 通信環境の確保
- 現地通貨の両替
- 現地通貨の為替レート
- マレー語の最低限の知識
- ジョホールバルの観光情報
一つずつ解説していきます。
１.まず携帯電話の通信環境の確保です。シンガポールでの電波はマレーシアでは通じません。
マレーシアについたらSIMカードを差し替えるか、レンタルWi-Fiを確保しましょう。
SIMカードなら検問所を出てすぐの売店で買えます。
僕はマレーシアについてからは公共のフリーWi-Fiのみを使いました。建物の外にでると携帯が使えませんでした。
スマホで地図をみれなくなるのは結構不便です。
また配車サービス"Grab"を使う際にもネット回線は必要不可欠です。
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２.現地通貨の両替に関して
僕は一切両替なしで突入しました。幸いクレカが対応している店も結構あります。ただ小さな個人店とかだとクレカが使えないのでやや不便です。
最大限現地を楽しみたいなら5000円分くらいは現地通貨を持っておくことをおすすめします。
３.現地通貨の為替レート
ググればすぐにわかります。ちなみに１RM(リンギット)＝30円くらいのレートです(2022年7月)
日本やシンガポールに比べると全体的に物価はかなり安いです。高級レストランなどを満喫しちゃいましょう。
ちなみに僕が食べたすしざんまいは、日本円に直すと大体550円くらいで楽しめました。日本の3分の2くらいの物価といったところでしょうか。
４.マレー語の最低限の知識
ジョホールバルの人たちは基本英語も話せます。そのため知らなくてもぶっちゃけどうにかなります。
とはいえ彼らの第一言語はマレー語。店とかでも最初はマレー語で話しかけられます。
標識とかも基本マレー語で書かれてます。
ペラペラになる必要はありませんが、挨拶くらいはマレー語で言えた方がいいでしょう。
５.ジョホールバルの観光情報
事前に何も調べずに来たので現地に着いてから何すればいいのかわからなくなったのも事実。今回は越境が一番の目的だからいいもん…
とはいえ、計画は立てておいた方が楽しめるでしょう。着いてからでもいいので調べましょう。
僕は気の赴くままに散歩してました。通信の関係で地図無しだったので本当に冒険という感じでした。
マレーシアはイスラームの国。暑い中、女性の方がみんな肌を覆う格好で歩いていたのが印象的でした。
広々している南国なんだけれども、歩いて中心から離れるとどこか静かでもの寂しい感じもする。これがジョホールバルの印象でした。
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マレーシア→シンガポール入国の際にやったこと
マレーシアの出国手続き
まず最初に行きと同じSultan Iskandar CIQ Complexにもう一度向かいます。
そこでやることは
- パスポートの提示
- 人差し指の指紋認証
これだけです。これが終わると今度はバスに乗ってシンガポールに向かいます。
シンガポール入国の際にやったこと
Woodlands Checkpoints に戻ったら次のようなことをやります。
- パスポートのスキャン
- シンガポールでのワークビザの提示
- Trace Together(シンガポール政府指定のコロナ対策用アプリ)の提示
- 写真撮影
- 指紋認証
- 荷物検査
出国審査に比べると入国審査ってやること多いですよね。
帰りは行きよりも人の量が少なかったので１時間くらいで越境できました。
全部が終わると無事解放。家に帰れます。
そんなこんなでジョホールバル観光終わり！
最後に
いかがだったでしょうか。
ジョホールバルはシンガポールから日帰りで行ける観光地です。
陸路で越境というのは日本で生活しているとあまり馴染みが無いかもしれませんが、とても面白い経験でした。
もし機会があったら是非ジョホールバルまで足を延ばしてみてください。