シンガポール

【DBS銀行】シンガポールでの銀行口座開設方法

こんにちは。今回の記事ではシンガポールの大手銀行DBSでの銀行口座開設方法をご紹介します。

悩んでいる人
  • シンガポールの銀行口座のおすすめが知りたい
  • そもそもワーホリの学生って銀行口座作れるの?
  • オンラインで申請が完結するって本当?やり方は?

この記事はこんな人におすすめです。

結論から言うと、シンガポールではワーホリビザで来ている学生でも銀行の口座を作ることは可能です。

また開設の手続きはDBSの場合、全てオンラインで完結できます。窓口に行かなくても口座を作れてしまうのです。

今回の記事では、私が実際にやったシンガポールでの銀行口座の開設方法をご紹介していきます。

ちなみに私はDBS銀行のMultipulier Account で開設しました

著者プロフィール

たつや
  • ワークホリデービザを利用してシンガポールに滞在中
  • 滞在期間は3カ月
  • シンガポールの大手銀行DBSを利用中

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DBS銀行とは

DBS銀行はシンガポールを代表する大手銀行です。

シンガポール国内で主に使われている銀行は

OCBC銀行UOB銀行、そしてDBS銀行の3行です。

こちら3行はニューヨークのGlobal Finance が出すthe World's Safest Banksというランキングにも毎年選ばれており、2021年のランキングでは

DBS銀行が世界11位

OCBC銀行が世界12位

UOB銀行が世界14位

という位置付けでした。

シンガポールで銀行口座を作る際は、この3社から選べば間違いないでしょう。

日本の銀行が一つもないのが少し寂しい…

私は完全オンラインで口座開設が完了するという理由からDBS銀行にしました。

DBSの場合は一般的にMultiplier Account で開設します。

銀行口座開設の前に用意する書類

銀行口座開設にあたり必要な書類が何点かあります。

自力では用意しきれないものもあるので注意してくださいね!

必要な書類

  • パスポート
  • ワークパス
  • 住所証明書(Proof of Residential Address)
  • 電話番号の保有証明書(Proof of Mobile Number Ownership)
  • Singpassの登録

特に赤線を引いた2つは手続きが必要です。それぞれ詳しく見ていきます。

パスポート

有効期限が6か月以上あるものが必要です

ワークパス(employment pass)

MOMで発行する就労許可証のカードのことです。

就労ビザを持っていると発行できます。

銀行口座関係なく必要な場面は多いので、シンガポールに滞在している方は既に持っているのではと思います。

口座開設の際は表面と裏面をアップロードして提出します。

住所証明書(Proof of Residential Address)

シンガポールに実際に住んでいることを証明する書類です。

この書類は自分で用意することはできません滞在先の家のオーナーさんに相談して作ってもらうのがいいでしょう。

ちなみに私はインターン先の社長さんにお願いして作ってもらいました。この場合は家のオーナーさんと話す必要はありません。

電話番号の保有証明書(Proof of Mobile Number Ownership)

シンガポールの電話番号を持っていることを証明する書類です。

自分が使っている携帯キャリアの支店に行って発行してもらいましょう。

私は最大手であるSingtelを使っているため、Bugis Junction店に行って発行してもらいました。

Singpassの登録

Singpassとはシンガポールのマイナンバーのようなものです。

身分証明として政府が利用しているもので、所得税の申告などの公的な手続きの際に使われます。

銀行口座開設の際にも求められます。

ビザさえ持っていればSingpassの登録はスマホ一台でできます。

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口座開設手順

まずはこちらのリンクからDBS銀行のHPにアクセスします。

Apply Nowを選択。

How would you like to apply? と聞かれるので I have non of the above を選択

その後はI have a Singpass account を選択。Use MyInfo をクリックします。

そうするとSingpassの連携に移ります。

パソコン上にQRコードが表示されるので、ご自身のスマホを開いてSingpassアプリを起動。

Singpassのアプリ内のカメラからパソコン上のQRコードを読み取ります。

これでSingpassの接続は完了。今度は口座開設にあたっての個人情報の入力に移ります。

Personal Details

プロフィール的な個人情報を入力していきます。

ここのIndustryとOccupationの部分はぶっちゃけ何を選んでも大丈夫です。

嘘は良くありませんが、例えばコンサルとかだとピンポイントで自分の業界が見つからないので、othersを選択します。

自分のメールアドレス、電話番号、国籍、職業、婚姻関係、住所などについて答えていきます。

最後にMy mailing address is the same as the residential address entered above.のところにチェックを入れておきましょう。

Additional Details

今回の口座開設にあたって、より詳細な質問に答えていきます。

まずアメリカ人か否かなどの質問が聞かれます。

これらの質問は全部No で大丈夫です。

次にどこの国で税金を納めているかと聞かれます

こんな感じで埋めていきます。

そうすると最終学歴、銀行口座開設の目的、口座へのお金の流入源(給与等)、年収、主な収入源、などについて質問されます。

これらは全て選択式です。アンケート的なノリでいけます。

次にnetというオンライン決済手段をどれくらいの金額で使う予定があるか、月に何件ほど取引をするか月にいくら口座内でお金が動くか

などなどの細かい質問がきます。

私は月10件、月500ドルほど預けたり引き出したりする予定と答えてイケました。この辺の数字はかなり大雑把なもので大丈夫です。

次はカードに記載する自分の名前の記入をします。

そしたらPayNowの登録情報。PayNowはシンガポールのオンライン決済システムでめちゃくちゃ便利です。

Mobile Number とFin Number 両方にチェックを入れて大丈夫です。

最後に必要書類をアップロードしていきます。

まずはパスポートとワークパスの提出

これらを全てPDFにした状態で提出します。

次のSupporting Document for Tax Residency Declarationに関しては

My supporting document for tax residency is same as uploaded above にチェックを入れれば大丈夫です。

次に用意した住所証明書と電話番号保有証明書のPDFをアップロードします。

あともう一息!

Verify Details

これまでの記入事項を改めて振り返ります。修正したい部分があったら編集できます。

大丈夫でしたらSubmitをクリックして提出。

これでオンラインでの申請は完了です。お疲れ様でした。

一週間~10日ほど待つと口座開設完了のメールが届き、銀行用のカードも自分の住所に送られてきます。

その連絡が来たら無事完了です。

最後に

以上DBS銀行での口座開設方法でした。

シンガポールに住むなら例え短期滞在でも口座を持っておいた方が決済の際などに便利です。

また職場のルールとしても口座を作る必要に迫られることもあるでしょう。

ワークホリデービザで滞在している私の今回の事例を踏まえて、次にシンガポールに来る方のご参考になりましたら幸いです。

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