さて、今回の記事では僕の就職活動を振り返ります。
簡単に僕の自己紹介と経歴を紹介するとこんな感じです。
- 大学を休学し、カナダでCo-op留学
- シンガポールで海外インターン
- 大学は一橋大学
- 就活はIT業界中心に進めていました
僕は大学3年後期の2021年9月から一年間休学をしました。
2021年9月~2022年5月まではカナダに滞在し、2022年5月~9月頭までシンガポールに滞在してました。
シンガポールから帰国後の2022年9月から、大学3年生としてリスタートしています。
そして先日ありがたいことに第一志望群の企業から内定をいただき、就職活動の終わりがみえてきました。(今選考中の企業は最後まで受けます)
そんな僕が就活活動をどのようなスケジュール感で進めていたのかを、ここからは時系列と共に書き連ねていきます。
いまco-op留学をしている学生さんや、これから海外インターンを目指す学生さんへ、一つの事例として参考になれば幸いです。
大学3年生(休学中)の夏(7月、8月)
結論からいうと何もしてなかったです。
当時は休学中で、ばりばりシンガポールで働いてました。
海外に住んでいると日本の就活はどこか他人事のような感覚になるんですよね。
そのためサマーインターンの参加企業はゼロです。
当時は就活を頑張ることよりも、目の前のシンガポール生活に全力で向き合うことの方が将来への投資になると考えて過ごしてました。
帰国したら就活を始めよう、そんな気持ちでした。
大学3年生の秋(9月~11月)
シンガポールからは9月の頭に帰国。
1年ぶりに大学生に戻りました。
ここまで散々海外生活を満喫したし、帰国したんだから就活をするぞ!
(↑理想)
現実としてはそんな簡単にスイッチが切り替わるわけではありませんでしたw
1年ぶりに友達に会ったり、長期インターンを新たに始めてみたり、大学のゼミ活動を頑張ったり…就職活動以外のさまざまなことをやっているうちに、気がついたら9月と10月が終わっていました。
就活に取り組むのが遅くなった理由をもう少し分析すると2つあります。
ポイント
- 就活について無知すぎて何から始めたらいいのかわからず、手を付けられなかった
- 日本の就活システムに漠然とした違和感があり、心理的に始めるハードルが高かった
僕のように1番の理由で就活何から始めたらいいのかわからない、という場合は大学の先輩でもいいし、就活が終わった友達でもいいし、就職エージェントを使うのでもいい。
とにかく誰かと話すところから始めましょう。
人との関わりによって人生は変わっていくものです。
2番の理由に関して。これは今でもやっぱり変だなと思う点はありますw。就活業界が将来的に変化していくといいですね。
さて話が少し脱線しましたが、そんなこんなで気付いたら11月。
「周りみんな就活やっているし、さすがにヤベえぞ」という感覚になり具体的な行動を始めました。
本選考を行っている企業にまずはエントリーをしてみて、グループディスカッションも初めてこの時期に経験しました。
GDってお作法が多くて最初ビックリしますよねw
僕は自信たっぷりに自分の持論を述べまくって、見事に落とされましたw
落ちたとき「え、俺って落とされるんだ」とショックを受けました。
それまで根拠の無い自信に溢れてた僕ですが、この経験がきっかけで「あれ、もしかしてちゃんと対策しないと就活ヤバいんじゃね」という認識に変わります。
大学3年生の冬(12月、1月)
就活界隈ではよく自己分析という言葉が使われます。
その意味は何となくわかるようで、具体的に何をやっているのかイマイチよくわからない。
まあSNSで情報集めてみればええか
そんなノリでTwitterで就活垢を作成。その繋がりで出会った人に自己分析を手伝ってもらいました。
それまで面接でどんなことを話せばいいのか分かっていなかったですが、これきっかけでかなり解像度が上がりました。
自己分析は誰かに手伝ってもらうことをおすすめします。
これが大体12月の頭ごろ。
また12月17日に、東京ウィンターキャリアフォーラムという海外経験のある学生を対象にした就活イベントが開催される予定だったので、それに向けて準備をします。
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基本的にキャリアフォーラムはES無しでも、レジュメだけ用意すれば面接を受けられるのでおすすめです。
ボストンキャリアフォーラムと比べると東京ウィンターキャリアフォーラムは小規模ですが、まず内定欲しかったり就活慣れをしたい就活生にとってはうってつけ。
結局ウィンターキャリアフォーラムがきっかけで知った企業とその後面接することになり、1月に初内定をゲットしました。
就活の厳しさを知りつつも、収穫もあった時間でした。
また、1月は気になる企業にどんどんエントリーしました。(1月にES出した企業は7社くらい)
大学3年生の春休み(2月、3月)
さて、1社内定を貰うと就活はだいぶ進めやすくなります。
自分が行きたい企業だけを後は応募すればいいので。
1月にエントリーを仕込んだ企業の選考も始まります。
たくさん祈られましたw
~ある面接にて~
君、本当にうちが第一志望なの?さっきから志望動機弱くない?この業界に興味があることは分かるんだけどね~
はい、第一志望です。理由は…..........
(やべえ、出てこない…)(なんとなく興味のある業界だったから受けただけとは言えない)
こんな気まずい事故もたまに起きるので抜かりなく対策をして気を付けましょうw
僕の場合は冬インターンには一切参加せずに、本選考にバンバンエントリーしていく感じでした。
選考を進める中で、落ちた理由や話の内容を自分の中で都度分析して改善を重ねます。
一応3月1日に就活は解禁になりますが、3月中に新たに出したESは3社くらい。
平均よりも少ないですが、それは僕の志望業界の企業は通年採用のところが多かったからだと思います。
3月31日。志望度が高かったメガベンチャーから内定をいただきます。就活の終わりも見えてきました。
今選考途中の企業は最後まで受けて、そのうえで最終的な意思決定をしようと思います。
自分の就活の良かったところ、悪かったところ
最終的に15~20社くらい受けて現時点で内定は3社。
ここからは自分の就活の良かったところ、悪かったところをまとめていきます。
まずは悪かったところから
悪かったところ
- テスト対策・OB訪問・GD対策・面接対策等の詰めが甘め
- 1社もインターンに参加しなかった
テスト対策・OB訪問・GD対策・面接対策等の詰めが甘め
結論からいうと僕は就活の優等生ではなかったんですよね。
この辺の対策が不十分だったなと今になって感じます。
詰めをちゃんとやっていれば通過したであろう企業もあります。
覆水盆に返らずです。
インターンに参加しなかった
インターンに参加すると特別選考プロセスのフローに乗れたりします。
またインターンに参加することで志望度の高さを伝えられますし、企業理解も深まります。
これを一度もせずにいきなり本選考を受けるのはおすすめしません。
良かったところ
- 周囲の就活の波に踊らされず、自分の軸を持って就活を進められた
就活は自己実現のための手段、という観点を忘れずにここまで来れたのは良かったところだと思います。
例えば自分の大学だと総合商社や金融系、コンサルに進む人がマジョリティです。
でも自分の性格を考え直したときに
- ロジカルさよりも直観、情熱、行動力
- 既存の伝統やシステムを守ることよりも、新しいことに挑戦することが好き
こんな特徴があったので多分金融とかコンサルは向いてないなと思いました。
その結果メガベンチャーを中心に就活を進めました。
自分のことをよく理解して、周囲のことは気にせずここまで来たので納得感のある就活をしてきたと思っています。
今は早く内定を出してくれた会社に入社したいし、早く結果を出したい。
そんな気持ちです。
終わりに
就活は自己実現のための手段であり、難関企業に入ることが正解とは限りません。
入ってからどのように自分が成長し、目標に向かって進めるか、これ以上でも以下でもないと思います。
とはいえ、意外と決まるまでに時間がかかってしまいましたw
やっと次のフェーズに進める。
将来は自分が作った事業で世の中に大きなインパクトを出したいし、一人でも多くの人に幸せになってほしい。
ここからが本当の始まり。