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【ぶっちゃけ】大学受験と就活、どっちが大変だった?一橋生のワイが振り返る

こんにちは。

たつやです。

今回の記事では「ぶっちゃけ、大学受験と就活、どっちが大変だったか」について一橋生の私が比較します!

まず結論から言うと

大変なのは受験勉強で、重いのは就職活動

です

そもそも両者とも大変さのベクトルが異なります。

努力の過程に関しては受験勉強の方が大変ですが

結果に対しての満足度という観点からみると、就活の方がみんな苦戦していたな、という印象を受けます。

今回の記事では、それぞれの大変なポイントを解説します!

大学受験の大変なポイント

まず大学受験の大変なポイントについてまとめていきます。

大学受験の大変なポイント

  • 投下時間が半端ない
  • 一発勝負特有の怖さがある
  • 孤独
  • 勝ち負けがはっきりと表れる

それぞれ解説していきます。

投下時間が半端ない

まずはこれ。

私の高校では「夏休みに600時間勉強しろ」と言われていました。

一日あたりの勉強時間に換算すると12時間です。

朝10時に目を覚ますと

「え、今から12時間ぶっ通しで勉強したとしても終わるの22時じゃん。これ何時に寝れるんだろ(>_<)」

とクソ焦りますw

また私は浪人もしているため、10代の約2年間を受験勉強に捧げました。

かけた労力でいうと、大学受験に勝るものはないでしょう。

一発勝負特有の怖さがある

大学受験のチャンスは年に一度のみ。

特に国立大学は2月25日の一発勝負です。

東大などは後期試験もないので本当に一度きり。

もし本番でケアレスミスをしたり、たまたま苦手な分野の問題が出ていてしまったり、前日緊張で睡眠が浅くなっていたら…

当日のコンディション次第で、それまでの努力がひっくり返るかもしれない怖さがありますよね。

就活はなんだかんだ内定が出るまでダラダラと続けていても許されるので、この点大学受験はハードです。

孤独

受験勉強は個人戦です。

もちろん「受験は団体戦だぞ」という声もあります。

しかし実際に勉強をしている時間は一人で黙々とやる必要がありますし、試験を受けている間も一人です。

私の受験期を振り返ると口数が減っていた気がします。

勝ち負けがはっきりと表れる

大学受験は偏差値社会です。

そのため結果を見ると勝敗がはっきりと出ます。

東大は絶対的なトップだし、早慶はMARCHよりも上です。

この序列は今後もおそらく動かないでしょう。

結果によってどれだけ上手くいったかが残酷に測れる怖さがあります。

就活の大変なポイント

次に就活の大変なポイントを解説していきます。

ポイント

  • 応募企業の倍率がとてつもなく高い
  • SPI対策、自己分析、面接対策、OB訪問、企業分析など、やらないといけない項目が多い
  • 満足のいく結果で終われる人が少ない
  • どの企業に行くことが正解なのかは、就活が終わった時点で誰もわからない
  • とはいえ結果によって大学受験以上に人生が左右される

応募企業の倍率がとてつもなく高い

東大の二次試験の倍率は3倍。3人に1人は受かります。

就活でトップ難易度を誇る外資系投資銀行の倍率は1000倍ほど。

つまり1000人が受けに行っても、999人は落ちて惨めな気持ちを味わいます。

また、それらの難関企業を応募する学生のレベルは最低早慶クラスです。

普通に受けても通る気がしませんよね。

それ以外の日系大手なども倍率100倍くらいが一般的です。

そのため普通にみんなが知っている企業に入ろうとするとえらいことになります。

関連記事

SPI対策、自己分析、面接対策、OB訪問、企業分析など、やらないといけない項目が多い

就活はやらないといけない種目が多いんですよね。

大学受験は勉強に特化してひたすら自習室に籠っていればよかったのに対して、就活の総合格闘技感

全部をちゃんとやるのはまあまあダルいですw

一日10時間勉強することに比べたら楽かもしれませんが

満足のいく結果で終われる人が少ない

私の大学は一橋大学。

世間的には日本一就活が強い大学と言われています(*´ω`*)

参考:東洋経済 「有名企業400社への実就職率が高い大学」

…これはあくまでも外側から見た、うちの大学の光の部分。

実際に中の学生として感じることは、上手くいっている人はそんなに多くないです。

失敗して就活浪人をしていた先輩や、満足のいく結果を得られず院進を決めた友人。

本人の見てないとこで噂を言うのは良くないので、この辺にしておきますが

とりあえず、そんなに甘くないです。

友人「うちの大学に入ったら就活楽勝だと思っていた。なんか騙された気分」

わい「わかる~」

友人「ま、俺は民間就職やめて国家公務員になるけど」

わい「なんやそれ。結局エリートやん」

友人「まあね。けど、この進路に至るまでは何度もお祈りメールを貰って本当に大変だった。就活も4年の7月まで長引いたし」

リアルはこんな感じです。

外から見ると大手内定で上手くいっているように見える人も、話を聞くとそこに至るまではすごく苦労していたりします。

人気企業に入る人はせいぜい50%。

残りの10%~20%くらいはやりたいことがあって我が道を進むタイプもいますが、30%~40%くらいはシンプルに失敗しています。

これがうちの大学の実態です。

もちろん3年の夏でMBBの内々定を貰う猛者もいますが。

よく「早慶は就活に強い」とか言われていますが、うちの大学の実態をみていると本当にアテになりません。

この辺が就活の方が大学受験よりも結果に対しての満足度が低くなりがち、と思った理由です。

どの企業に行くことが正解なのかは、就活が終わった時点で誰もわからない

これが就活の難しいところであり、同時に人生の面白いところでもあります。

結局就活で行った企業が本当に正解だったかは、就活時点ではわかりません。

もちろんみんなが知っている企業や入るのが難しい企業から内定を貰えれば、大学4年生の間はイキることができますw

しかしその後の人生の充実度は、就職後の縁や出会い、頑張りや運によって無限に変わるからです。

そして入ってからどれだけ成長し、社会にとって希望や豊かさを与えられる人間になれるかが一番重要です。

そのため東大に合格できればハッピーエンドの大学受験と、入ってからが重要な就職活動は大きく性質が異なります。

就活の答え合わせは10年後くらいになると徐々にわかってきます。

そのためどんな企業に入ろうと20代の間は死ぬ気で頑張るという意識を持っておこうと思います。

とはいえ結果によって大学受験以上に人生が左右される

大学受験でニッコマに行こうが東大に行こうが、大学生活の充実度という観点からは実はそんなに大差ありません。

高学歴がモテるというのは前近代的な神話ですし、どこの大学に行こうがサークル活動はできますし、授業に行くのはやっぱりめんどい。

だから何大学に通っていようが、大学生活の満足度はそこまで変わりません。

それに比べて企業は内定先によって

毎日通うオフィスも汚い雑居ビルなのか、綺麗な東京の景色を毎日見れるホテルのようなオフィスなのかも違いますし

生涯年収も変わります

出会う人間の種類も企業によって大きく変わります

またキャリアを作る上でもファーストキャリアは自己紹介的な役割になります。

住む家の場所も企業によって変わってきます。

どこの大学に入ろうが大学4年間は似たような生活ができますが、入る企業によって人生の質はかなり変わってしまいます。

それに対してもし悔しいと感じることがあったら

本当に死ぬ気で頑張って突き抜けてください

就活は大事ですが、幸いそれが全てではないので

おわりに

いかがだったでしょうか。

人生には頑張らないといけないポイントがいくつかあって、その節目として多くの人が挙げるのが大学受験と就活。

どちらも大変ですが、一生懸命頑張るに越したことはないでしょう。

でも最後に心に留めておきたいことが、くれぐれも孤独な成功者にならないように、です。

結局どこの大学に通おうが、年収がいくらだろうが、幸福度は大して変わらないと思います。

それに比べて多くの人の幸福度に直結するのが人間関係。

社会は人との繋がりによって成り立っています。

だからいつも謙虚に、目の前の人に感謝と愛情を

その姿勢が経済的な豊かさと精神的な豊かさ両方に直接寄与することでしょう。

目の前の勝負に勝つことも大事ですが、本当に大切なことはもっと些細なことだったりするんですよね。

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