シンガポール生活

水を売ること、夢を売ること

今回のブログは個人的なお話です。

いま私はシンガポールのあるコンサル会社でインターンをしています。その会社が現在携わっている事業の一つに日本の香水をシンガポールに売り出すというものがあり、その一端のオペレーションに私も携わっています。

さてさて、香水と言われて皆さんはなにを想像しますか?

おしゃれアイテム?いい香りのする液?少し大人な雰囲気のするもの?

香水の本質は言ってしまえばただの水です。しかしこの水の中にはたくさん人の夢、願い、祈りがこもっていると私は仕事を通じて切に感じてます。

皆さんは香水をどんな時に使いますか?

使う場面は人によってさまざまでしょう。

ある人は大事なビジネスシーンで使います。

またプライベートでの大事な場面に使う人もいるでしょう。

どうしても成功したい何かがある、ありふれた毎日にちょっとした彩を加えたい、大切な人との特別な時間を過ごしたい…

そんなとき、あなたの願いを一押しするアイテム。それが香水だと思います。

香水は不思議なもので、つてけも直接その存在を周りの人が気づくのは難しい。でも、なんかいいな、なんか素敵だな、そんな目には見えないプラスの力学を香水は生み出します。

私はここでの業務を通じて香水会社の社長さんの野心や挑戦

周りのサポートするたくさんの会社の存在

そしてその業務の全体をマネジメントしている私の上司

などなどたくさんの大人たちの真剣に働く姿勢を目の当たりにしています。

香水、その製品一つをとると片手で握れてしまうような液体の入った小さな瓶です。しかしその裏では、何人もの人の情熱や夢が込められている。そう思うとなんだかロマンティックですよね。

香水の瓶の中にはたくさんの人たちの想いが詰まっています。この瓶にはたくさんのひとの情熱が込められています。その一部が世の中の人の手にわたることで、情熱の一部を分かち合いたい、そんなことを思います。

情熱や希望は伝染します。例えるなら大海原に広がる波のように。この香水から始まるエネルギーが、世界中の人たちにどんな変化をもたらすのか。

このインターンを通じて確かめていこうと思います。

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